大学生・大学院生を対象とした、VCに関する講義イベントです。学生からのVC業界の知名度は低く、VC業界への人材の流入はとても限定されています。大きな社会課題や産業課題を解決し、ゼロから次なる産業を創っていくという志に共感して頂くべく、インキュベイトファンドがシードVCとして蓄積してきた経験や知識をお伝えします。若い才能の挑戦をお待ちしております。
シードVCでGPを務める総勢8名が、キャリアとしてのVCに関する情報、国内外VC・スタートアップの動向、過去の投資に関するケーススタディなど、様々な角度からVCについて学ぶ機会を提供いたします。
<概要>
日時:12月20日(月)~24日(金)の18:30~21:00
場所:アークヒルズ(原則実地、場合によりオンライン対応可)
応募締め切り:~11月26日(金) 23:59
選考について:書類選考→インタビュー→合否連絡
※結果については事務局から個別にご連絡いたします。
※コロナウイルス感染拡大の影響を鑑み、オンライン開催となる可能性がございます。あらかじめ、ご了承ください。
・参加人数約20人を予定
・イベント終了後も継続的にコミュニティを運営
<講義スケジュール>
Day 1:赤浦徹×村田祐介「国内VCのこれまでの歩みとこれからの展望」
赤浦徹
ジャフコにて8年半投資部門に在籍し前線での投資育成業務に従事。1999年にベンチャーキャピタル事業を独立開業。以来一貫して創業期に特化した投資育成事業を行う。2013年7月より一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会理事。2015年7月より常務理事、2017年7月より副会長、2019年7月より会長。
村田祐介
2003年にエヌ・アイ・エフベンチャーズ株式会社(現:大和企業投資株式会社)入社。主にネット系スタートアップの投資業務及びファンド組成管理業務に従事。2010年にインキュベイトファンド設立、代表パートナー就任。2015年より一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会企画部長を兼務。その他ファンドエコシステム委員会委員長やLPリレーション部会部会長等を歴任。Forbes Japan「JAPAN's MIDAS LIST(日本で最も影響力のあるベンチャー投資家ランキングBEST10)」2017年第1位受賞。
Day 2:和田圭祐「ベンチャーキャピタリストの実務について」
和田圭祐
2004年フューチャーベンチャーキャピタル入社、ベンチャー投資やM&A アドバイザリー業務、二人組合の組成管理業務に従事。2006年サイバーエージェントへ入社し、国内ベンチャー投資、海外投資ファンド組成業務、海外投資業務に従事。2007年シード期に特化したベンチャーキャピタル、セレネベンチャーパートナーズを独立開業。2010年にインキュベイトファンド設立、代表パートナー就任。
Day 3:佐々木浩史×木村亮介「セカンドキャリアとしてのVC、独立を選んだ意思決定に迫る」
佐々木浩史
1984年生まれ。東京水産大学卒。大学院にて予防医学等の研究に従事後、化学品メーカーを経て2012年にインキュベイトファンドに参画。Incubate Campの運営や投資先支援を経験後、2014年2月に独立しプライマルキャピタルを設立。主な投資先にGatebox、フォトラクション、FABRIC TOKYO、コネヒト等。Japan Venture Award 2018『ベンチャーキャピタリスト奨励賞』受賞
木村亮介
一橋大学商学部経営学科を卒業後、プライスウォーターハウスクーパース株式会社(現:PwCアドバイザリー合同会社)及びKPMGヘルスケアジャパン株式会社にて公共インフラ/ヘルスケア領域に関するコンサルティング業務に従事した後、インキュベイトファンドへ参画。2017年1月にライフタイムベンチャーズを設立。
Day 4:柴田泰成×日下部竜「起業家とベンチャーキャピタリストの関係を紐解く」
柴田泰成
起業家兼ベンチャー投資家。楽天、リクルートを経てサムライト創業 → 朝日新聞社にバイアウト。スマートキャンプ取締役共同創業者ほか複数のスタートアップに投資支援を実施。Forbes2017ベンチャー投資家ランキング6位。2018年にソラシードスタートアップスタジオを設立。
日下部竜
慶應義塾大学 総合政策学部卒。2014年三菱UFJモルガン・スタンレー証券入社。投資銀行部門にて主にテレコム・メディア・テクノロジー業界の国内外のM&A、IPO及び資金調達業務に従事。2017年インキュベイトファンドに参画。アソシエイトとして投資先企業のバリューアップ業務等を担当。2020年、DRG Fund General Partnerに就任
Day 5:本間真彦「海外VC・スタートアップの動向」
本間真彦
慶應義塾大学卒業後、ジャフコの海外投資部門にて、シリコンバレーやイスラエルのIT企業への投資、JV設立、日本進出業務を行う。アクセンチュアのコーポレートデベロップメント及びベンチャーキャピタル部門に勤務。その後、三菱商事傘下のワークスキャピタルにてMonotaRO社等、創業投資からIPOを経験。2007年にベンチャーキャピタリストとして独立。ネット事業の創業投資に特化したファンド、コアピープルパートナーズを設立。10倍のファンドリターンを出す。2010年にインキュベイトファンド設立、代表パートナー就任。国内投資に加えて、シリコンバレー、インド、及び東南アジアの海外ファンドの統括も行う。
<過去開催の様子>
今年3月に開催された第二回では、100名以上の応募者の中から21名が選抜され勉強会を実施しました。当日は、自由に発言や質問ができるインタラクティブな形式の講義を行いました。講義後には参加者同士でディスカッションを行う時間を設け、参加者同士の交流を促すとともに活発な意見交換が行われました。イベント終了後も、コミュニティが活発に動き、参加者個人間での情報交換も続いています。
過去参加者の声
・今まで勉強していた金融の知識を活かしながら、VCとして働いてみたいと思った。
・起業家にとって精神的にも、財政的にもVCの存在が大きいと感じた。 アカデミーを通して、VCがファースト・セカンドキャリアに入った。
・講義の内容に加え、振り返りや懇親会などで他の参加者との接点を持てたのが良かったです。優秀な方々が集まっていたのでとても刺激的でした。
・スタートアップに今まであまり関わってこなかったので知らないことが沢山あった。 特にVCの業務についての解像度が上がり、何をやっているのかを理解することができた。
上記以外にも、たくさんの感想を頂きました。様々なバックグラウンドを持つ優秀な参加者がVC業界、VCというキャリアを知ることで、社会に対してインパクトを与えるアプローチの選択肢が広がっていました。
今回は、前回までと比べて参加者同士のディスカッションや交流の時間を増やし、さらにパワーアップした内容をお届けします。様々なバックグラウンドを持つ、参加者と今後につながる熱量の高いコミュニティの形成をしていきます。
志を持つ学生の皆様のご応募お待ちしております。