27年卒業予定の学生を対象とした、ベンチャーキャピタル(以下、VC)に関する講義イベントです。学生からのVC業界の知名度は低く、人材の流入はとても限定されています。大きな社会課題や産業課題を解決し、ゼロから次なる産業を創っていくという志に共感して頂くべく、インキュベイトファンドがシードVCとして蓄積してきた経験や知識をお伝えします。若い才能の挑戦をお待ちしております。
今回は『VCでGPを務める7名を含め、新卒でベンチャーキャピタリストとして独立するキャリアを決めたアナリスト総勢13名』が、国内外VC・スタートアップの動向、過去の投資に関するケーススタディ、キャリア・働き方など、様々な角度からVCについて学ぶ機会を提供いたします。
<概要>
日程:3月10日(月)、11日(火)、12日(水)、13日(木)の計4日間
3月10日(月) 17:30~22:00(懇親会含)
3月11日(火) 19:00~21:00
3月12日(水) 19:00~21:00
3月13日(木) 18:30~20:30
場所:麻布台ヒルズ ガーデンプラザB(神谷町駅)
応募締め切り:2月21日(金) 23:59
選考について:エントリー → 面談 → 結果連絡
※結果については事務局から個別にご連絡いたします。
・参加人数約30人を予定
・イベント終了後も継続的にコミュニティを運営
<講義スケジュール>
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- Day 1 -
赤浦 徹 × 村田 祐介「VCの歴史と存在意義」
1日目には、インキュベイトファンド代表パートナーの赤浦と村田による、「VCの歴史と存在意義」というテーマで講義が行われます。シリコンバレーで誕生したVCの背景から、AppleやAmazonを例にしてVCがアメリカ経済に与える影響について学んでいきます。
-登壇者紹介-
赤浦 徹
ジャフコにて8年半投資部門に在籍し前線での投資育成業務に従事。1999年にベンチャーキャピタル事業を独立開業。2013年7月より一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会 理事、常務理事、副会長、会長、特別顧問を歴任。Forbes Japan「JAPAN's MIDAS LIST(日本で最も影響力のあるベンチャー投資家ランキングBEST10)」2023年第1位受賞。
村田 祐介
2015年より一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会企画部長を兼務。その他ファンドエコシステム委員会委員長やLPリレーション部会部会長等を歴任。2023年同協会理事就任。Forbes Japan「JAPAN's MIDAS LIST(日本で最も影響力のあるベンチャー投資家ランキングBEST10)」2017年第1位/2023年第7位受賞。
- Day 2 -
和田 圭祐「ベンチャーキャピタリストの実務」
2日目の講義は、インキュベイトファンドの代表パートナーである和田が「ベンチャーキャピタリストの実務」というテーマで講義を行います。VCの業務について、ファンド組成からソーシング、経営支援、Exitといった一連の流れについて学べます。また、インキュベイトファンドの立ち位置や起業家への向き合い方なども解説していきます。
-登壇者紹介-
和田 圭祐
2004年フューチャーベンチャーキャピタル入社、ベンチャー投資やM&A アドバイザリー業務、二人組合の組成管理業務に従事。
2006年サイバーエージェントへ入社し、国内ベンチャー投資、海外投資ファンド組成業務、海外投資業務に従事。
2007年シード期に特化したベンチャーキャピタル、セレネベンチャーパートナーズを独立開業。2010年にインキュベイトファンド設立、代表パートナー就任。
- Day 3 -
本間 真彦 × ポール・マクナーニ「海外VC・スタートアップの動向」
3日目は、インキュベイトファンドの本間とマクナーニから、「海外VC・スタートアップの動向」というテーマで講義を行います。アメリカ・インド・東南アジアのスタートアップ動向と、インキュベイトファンドの海外戦略について解説していきます。さらに海外の市場に精通した両氏から、日本スタートアップの可能性についても言及していきます。
-登壇者紹介-
本間 真彦
三菱商事傘下のワークスキャピタルにてMonotaRO社等、創業投資からIPOを経験。
インキュベイトファンドでは国内投資に加えて、シリコンバレー、インド、及び東南アジアの海外ファンドの統括も行う。
ポール・マクナーニ
マッキンゼーにて、アジア太平洋のマーケティング&セールスグループの責任者、アジア太平洋のアナリティクスグループの責任者、QuantumBlack Japan のマネージングパートナー、アジア太平洋の消費財・⼩売グループの責任者を歴任。2021年3月より、インキュベイトファンド代表パートナー就任。
- Day 4 -
Part 1: 佐々木 浩史氏 × 青野 佑樹氏「起業家とベンチャーキャピタリストの関係を紐解く」
最終日の前半は、Primal Capitalの佐々木氏とLink Capitalの青野氏から、「起業家とベンチャーキャピタリストの関係性を紐解く」というテーマで講義を行います。インキュベイトファンドから独立し、キャピタリストとして起業家を支えている両氏から、普段聞くことができない投資家と起業家の関係性についてお話していきます。
-登壇者紹介-
佐々木 浩史氏
大学院で予防医学などの研究に取り組んだ後、化学品メーカーを経て、2012年7月にインキュベイトファンドに参画。Incubate Campの運営や投資先の支援に携わった後、2014年2月に独立し、Primal Capitalを設立。創業以来、創業期のスタートアップに特化した投資育成事業を一貫して展開している。
2018年には、Japan Venture Awardで『ベンチャーキャピタリスト奨励賞』を受賞。
青野 佑樹氏
2014年みずほ銀行入行。支店にて中堅中小企業を担当後、2016年にみずほ証券に出向。投資銀行部門にてECM業務に従事。みずほ銀行に帰任後は営業部にて主に上場企業を担当。
2018年インキュベイトファンドに参画し、投資先企業のバリューアップ業務等を担当。2023年にインキュベイトファンドを退社し、創業期特化のシードVCであるLink Capitalを創業。シード/プレシード期のスタートアップ企業に対する投資育成事業を運営する。
Part 2:「新卒VCとの座談会」
最終日の後半では、「新卒で入社した社員との座談会」を行います。ベンチャーキャピタリストとしてキャリアをスタートさせた1期生・2期生・3期生・4期生から、就職活動時代の体験談や、VCキャリアを選択した理由、普段の業務内容について直接お話していきます。
<代表パートナーと新卒生との懇親会>
初日の講義終了後、インキュベイトファンドの代表パートナーと新卒生との懇親会を行います。第一線で投資業務を行っているパートナーの話を直に聞くことができます。イベントに参加される方は、この機会に懇親会にも是非ご参加ください。
昨年の座談会後の集合写真

<過去開催の様子>
昨年9月に開催されたIncubate Academyでは、多くの応募者の中から35名が選抜され勉強会を実施しました。当日は、自由に発言や質問ができるインタラクティブな形式の講義を行いました。イベント終了後も、コミュニティが活発に動き、参加者個人間での情報交換も続いています。
<過去アカデミー参加者の声>
📣たくさんの濃密な学びとかけがえのない出会いに恵まれた4日間でした。参加前の何倍もの知識を得て、何倍もVCへの興味関心が高まりました。
📣網羅的にVCについて学ぶことができ、「産業をつくる」という熱量を感じられてわくわくした。
📣実務についてはなかなか聞く機会もなかったので、VCを知る上で欠かせない事項を、キーとなる数字とともに講義していただき、大変勉強になりました。
📣多様な背景を持つ方々と出会い、意見交換をする機会を得られました。博士や学生起業家等さまざまなバックグラウンドを持った方々の視点や考え方に触れることで、自分自身の視野が広がり、これからのキャリア形成において大いに役立つと感じました。
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