大学生・大学院生を対象とした、VCに関する講義イベントです。学生からのVC業界の知名度は低く、VC業界への人材の流入はとても限定されています。大きな社会課題や産業課題を解決し、ゼロから次なる産業を創っていくという志に共感して頂くべく、インキュベイトファンドがシードVCとして蓄積してきた経験や知識をお伝えします。若い才能の挑戦をお待ちしております。
シードVCでGPを務める総勢9名が、キャリアとしてのVCに関する情報、国内外VC・スタートアップの動向、過去の投資に関するケーススタディなど、様々な角度からVCについて学ぶ機会を提供いたします。
<概要>
日時:3月8日~12日の19時~21時
場所:インキュベイトファンドオフィス
応募締め切り:~2月20日(定員に達し次第募集を締め切らせていただく可能性がございます。お早目のご応募をお勧めします。)
※コロナウイルス感染拡大の影響を鑑み、オンライン開催となる可能性がございます。あらかじめ、ご了承ください。
・参加人数約20人を予定
・イベント終了後も継続的にコミュニティを運営
<講義スケジュール>
一日目:赤浦徹×村田祐介「国内VCのこれまでの歩みとこれからの展望」
赤浦徹
ジャフコにて8年半投資部門に在籍し前線での投資育成業務に従事。1999年にベンチャーキャピタル事業を独立開業。以来一貫して創業期に特化した投資育成事業を行う。2013年7月より一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会理事。2015年7月より常務理事、2017年7月より副会長、2019年7月より会長。
村田祐介
2003年にエヌ・アイ・エフベンチャーズ株式会社(現:大和企業投資株式会社)入社。主にネット系スタートアップの投資業務及びファンド組成管理業務に従事。2010年にインキュベイトファンド設立、代表パートナー就任。2015年より一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会企画部長を兼務。その他ファンドエコシステム委員会委員長やLPリレーション部会部会長等を歴任。Forbes Japan「JAPAN's MIDAS LIST(日本で最も影響力のあるベンチャー投資家ランキングBEST10)」2017年第1位受賞。
二日目:本間真彦×村上矢「シンガポール・インドの現場から見た、海外VC・スタートアップの動向」
本間真彦
慶應義塾大学卒業後、ジャフコの海外投資部門にて、シリコンバレーやイスラエルのIT企業への投資、JV設立、日本進出業務を行う。アクセンチュアのコーポレートデベロップメント及びベンチャーキャピタル部門に勤務。その後、三菱商事傘下のワークスキャピタルにてMonotaRO社等、創業投資からIPOを経験。2007年にベンチャーキャピタリストとして独立。ネット事業の創業投資に特化したファンド、コアピープルパートナーズを設立。10倍のファンドリターンを出す。2010年にインキュベイトファンド設立、代表パートナー就任。国内投資に加えて、シリコンバレー、インド、及び東南アジアの海外ファンドの統括も行う。
村上矢
野村證券グループの東京及びNY拠点にて一貫してIT/インターネット領域のスタートアップを担当。多くの企業をIPOへと導く。2014年にインドへと移り、現地にてスタートアップ立ち上げを経験。2016年にIncubate Fund Indiaを設立し、ジェネラルパートナー就任。University of Illinois at Urbana-Champaign政治学専攻、歴史学副専攻 卒
三日目:和田圭祐「ベンチャーキャピタリストの実務について」
和田圭祐
2004年フューチャーベンチャーキャピタル入社、ベンチャー投資やM&A アドバイザリー業務、二人組合の組成管理業務に従事。2006年サイバーエージェントへ入社し、国内ベンチャー投資、海外投資ファンド組成業務、海外投資業務に従事。2007年シード期に特化したベンチャーキャピタル、セレネベンチャーパートナーズを独立開業。2010年にインキュベイトファンド設立、代表パートナー就任。
四日目:山田優大×日下部竜「ベンチャーキャピタリストが語るVCのキャリアパス」
山田優大
2011年グリー入社。社長室にてオリンピック協賛等のコーポレートブランディングや管理部門の予算管理、投資案件のデューデリジェンス等を担当後、財務戦略部にてIR、子会社事業管理へ従事。2016年インキュベイトファンドへ参画、アソシエイトとして新規投資先発掘、投資先バリューアップ、人材採用支援等を担当。2018年5月にFull Commit Partners創業。国際基督教大学 教養学部卒
日下部竜
2014年三菱UFJモルガン・スタンレー証券入社。投資銀行部門にて主にテレコム・メディア・テクノロジー業界の国内外のM&A、IPO及び資金調達業務に従事。2017年インキュベイトファンドに参画。アソシエイトとして投資先企業のバリューアップ業務等を担当。慶應義塾大学 総合政策学部卒。2020年、DRG Fund General Partnerに就任
五日目:柴田泰成×佐々木浩史「起業家とベンチャーキャピタリストの関係を紐解く」
柴田泰成
起業家兼ベンチャー投資家。楽天、リクルートを経てサムライト創業 → 朝日新聞社にバイアウト。スマートキャンプ取締役共同創業者ほか複数のスタートアップに投資支援を実施。Forbes2017ベンチャー投資家ランキング6位。2018年にソラシードスタートアップスタジオを設立。
佐々木浩史
1984年生まれ。東京水産大学卒。大学院にて予防医学等の研究に従事後、化学品メーカーを経て2012年にインキュベイトファンドに参画。Incubate Campの運営や投資先支援を経験後、2014年2月に独立しプライマルキャピタルを設立。主な投資先にGatebox、フォトラクション、FABRIC TOKYO、コネヒト等。Japan Venture Award 2018『ベンチャーキャピタリスト奨励賞』受賞