Media

2020/03/24

楽天CVC創設メンバーを経てインキュベイトファンドへ。Incubate Camp13th統括に就任した種市のチャレンジ

執筆者:

Zero to Impact編集部

本記事は、インキュベイトファンドのアソシエイトへのインタビュー企画です。インタビュー第二弾は、楽天CVC出身の種市さんです。

プロフィール

種市 亮 / 2018年4月入社
アソシエイト
2011年10月楽天株式会社に入社。
名古屋支社にて4年間楽天市場出店企業のコンサルティング・営業に従事後、金沢支社の責任者を経験。
その後本社に戻り楽天キャピタルにてEコマース・ヘルスケア領域を中心としたスタートアップへの投資検討及び様々なバリューアップ支援を経験。
2018年4月インキュベイトファンドへ参画、アソシエイトとして新規投資先発掘、投資先バリューアップ、人材採用支援等を担当。
立教大学 経済学部卒

種市さんのTwitterはこちら

楽天CVC創設メンバーに抜擢され、1年で200名の起業家と会う

ー現在の仕事内容について教えてください。

インキュベイトファンドの代表パートナー、村田のアソシエイトとして、主に「投資テーマの立案・検討 」「起業家候補の発掘 」「既存投資先の支援」の業務に従事しています。

インキュベイトファンドは、既に存在するスタートアップに対して投資をするのではなく、まだ起業していない起業家候補とともに事業プランを考え、創業と同時のDay 1から投資を実行し、伴走し続けるベンチャーキャピタルです。結果として他のVCがデューデリジェンスに力を入れているのに対し、私たちは今スタートアップとしてトライするべきテーマがなんなのか、時代の潮流とテクノロジーの進歩を肌で感じながら考案し、それらを起業家候補となり得る人材とディスカッションを重ねながらブラッシュアップし、ゼロイチでスタートアップを創りあげていきます。

ーありがとうございます。種市さんは、前職の楽天時代にCVC部門に異動したのがきっかけで、ベンチャー投資の世界を知ったと伺いました。前職ではどういった経験をされていたのですか?

前職の楽天では新卒1年目から名古屋支社に赴任し、ECコンサルタントとして楽天市場(ECモール)に出店する企業のサポート、コンサルティング営業に従事していました。結果が求められるカルチャーの中、クライアントの成功・楽天の業績への貢献・個人としての成長の全てを実現しようともがき苦しんだ4年9ヶ月でした。会社から与えられたKPIにのみフォーカスするのではなく、クライアントの成長に資すると自信を持って言える提案内容を徹底的に考え抜き、伴走し続けることの楽しさ・やりがいに気づいたことが、現在のキャリアのベースになっています。

その後、CVC部門である楽天キャピタルの創設メンバーとして選んでいただき、キャピタリストとしての第一歩を踏み出しました。当時の私はスタートアップという業界やファイナンスに対して全く知識を持っていない素人で、まずはナレッジをキャッチアップするためにひたすらインプットし、それらを元に1年間で200社の経営者と会い、2件の投資を実行しました。業務の中で私は、キャピタリストとは起業家にとって、セールスやコンサルタントといった職業でクライアントの課題解決にコミットする以上の本当の意味での「伴走者」であるということに気づき、これからの人生を通じて「キャピタリストとして起業家に伴走する」ことに取り組んでいきたいと決意するに至りました。

2020年は独立の登竜門であるIncubate Campの統括に就任。エコシステムの更なる発展へ

投資先プレティアさんの謎解きゲーム、面白くておすすめです!種市さんと清水はクリア出来ませんでしたが…泣

ーなるほど。経営者に伴走することにやりがいを感じているのは、コンサルティング営業時代からずっと根底にあるものなのですね。その後、インキュベイトファンドに移られたのは…?

事業会社でCVCとして活動し続けることの限界を強く感じるようになってしまったんです。CVCは投資予算から投資検討領域、バリューアップに至るまでの全てが本体と密接に関わっており、キャピタリスト個人の力量を伸ばす環境としては物足りなく感じ、次のステップへチャレンジすることにしました。

そんな中、当時2017年のForbesキャピタリストランキング1位に輝いていた村田と会い、起業家とゼロイチでスタートアップを立ち上げていく姿に憧れ、彼の元で修行し独立したキャピタリストになるという道を選択しました。

ー現在は村田さんだけではなく社内や投資先からの信頼も厚く、大活躍されている種市さん。今後、どのようなキャリアを歩みたいと考えてますか?

2021年に独立することを目指しています。

インキュベイトファンドに参画してから約1年11ヶ月(2020年3月現在)が経過し、目標とする3年での独立という時間軸に対して半分以上が既に経過しました。これまでの期間は主に既存投資先に対するサポート、特にファイナンスと事業のグロースに注力してきました。大型のファイナンスのクローズや事業の立ち上げを経験したことで、自分なりの伴走の型ができはじめている段階です。

ここからは、伴走の型をより強固なものにしつつ、起業家と事業プランをディスカッションしながら形にし、ゼロイチでスタートアップを創りあげることに徹底的にチャレンジしていきます。

加えて今年はインキュベイトファンド独立の登竜門であり歴代のアソシエイトが代々運営してきた、起業家と投資家の本気の事業プラン検討合宿であるIncubate Campを主担当として成功させ、スタートアップエコシステムのさらなる発展に寄与することを目標に掲げています。

自ら仕事を生み出し、明日の世界を創造するようなチャレンジを

先日、主将・種市&監督・和田さんと実施したインキュベイトキャンプ運営キックオフ!

ー種市キャンプ、楽しみです!さて、インキュベイトファンドはどんな環境ですか?

私たちアソシエイトはそれぞれが日本トップクラスのパートナーの元で日々起業家と向き合いながら、彼らの成長に資することであれば職域の限界を定めずに徹底的にトライすることを後押ししてくれる環境を与えられています。この環境を活かして成長するのは自分次第であり、与えられた仕事をこなすだけではなく、自ら仕事を生み出し、結果によって正当性を証明することが求められる環境です。

ー最後に、就活生に一言お願いします!

大企業に「就社」して与えられた仕事をこなすようなキャリアでも、プロフェッショナルファームに「就職」して専門性の高い職種を極める道を目指すキャリアでもなく、キャピタリストや起業家としてまだ世の中に存在していない産業や職業をゼロイチで創り上げ、明日の世界を創造するようなチャレンジに人生をかけて取り組みたいと考えているようなアントレプレナーシップの高い方のご応募をお待ちしております!

ーありがとうございました!

Zero to Impact編集部

寄稿者

VCが運営するスタートアップ・VC業界の情報発信マガジン「Zero to Impact」を運営しています。起業家の魅力や、スタートアップへのお役立ち情報を発信します。ベンチャーキャピタル「インキュベイトファンド」が運営。

VCが運営するスタートアップ・VC業界の情報発信マガジン「Zero to Impact」を運営しています。起業家の魅力や、スタートアップへのお役立ち情報を発信します。ベンチャーキャピタル「インキュベイトファンド」が運営。

シリーズに合わせた資本と人材の両面から
成長速度を最大化する支援インフラを提供します

スタートアップ転職検討中の方へインキュベイトファンドに
キャリア相談する
View More

資本

人材

Flagship Fund

Blue Field
Program

新設投資機会の
Proactiveな創出

人材供給 for Startups.inc

Meet up

リアルイベント

IFLP

Circuit Meeting

GPの多様性を活かした
投資機会のカバレッジ

CxO Recruiting

チーム組織支援

人材供給

Meet up

リアルイベント

Incubate Camp

Pitch Day

VC間での協業実績と連携を活かした
資金調達支援

HR Support

エージェント連携と
独自プールを活かした人材採用支援

人材供給

Talent Network

オンラインDB