ベータカタリスト春田氏・セプテーニ佐藤氏・B Dash Ventures渡辺氏・ユナイテッド金子氏・ポケラボ前田氏・セガサミー里見氏・GMOベンチャーパートナーズ村松氏のインタビューを公開しました!
インキュベイトファンドは、2010年の1号ファンド設立以降、今年で10周年を迎えたのを記念し、関係性の深い起業家・LPの皆さまへインタビューを実施しました。その第二弾を公開させていただきます。
10周年記念動画公開の背景
インキュベイトファンドは、素晴らしい起業家・支援者の皆さまとのご縁に恵まれ、おかげさまで2010年の1号ファンド設立から10周年を迎えることができました。関係者の皆さまとの歩みを振り返り、今後の益々の発展に向けて共に歩みたいと考え、改めて起業家・支援者の皆さまにインキュベイトファンドとの関係性についてインタビューを実施させていただきました。3週に渡り、全17名のインタビューを公開予定です。
《特設サイトはこちら》
https://m.incubatefund.com/incubatefund-10th-anniversary
第二弾出演者の皆さまと当社の関わりについて
株式会社ベータカタリスト/春田 真様
特設LP
■春田様とインキュベイトファンドの関係
自社事業の成長を最優先にしていたDeNAであったが、自社の専門領域外の情報リソースとしてファンドへのLP投資にも着目していた。メンバーの1人から春田氏へ提案があり、実験的に初めてLP出資を行ったのが赤浦だった。その後、プラットフォーム事業である「モバゲー」のゲームの多様性を担保するため外部開拓を始めようとしたところ、赤浦からインキュベイトファンド結成の話がありLP出資に至った。ファンドが立ち上がってから長年、毎週MTGし共にコンテンツ開発に取り組んだ。
■春田様プロフィール
京都大学卒業。1992年4月、株式会社住友銀行に入行。同行退職後、2000年2月、株式会社ディー・エヌ・エーに入社、同年9月に取締役に就任。2008年7月、常務取締役に就任。2011年6月、取締役会長に就任。DeNAの上場を主導するとともに大手企業とのJV設立や横浜DeNAベイスターズの買収等M&Aを推進。2011年12月、横浜DeNAベイスターズのオーナーに就任。2016年2月、株式会社エクサインテリジェンス(現・株式会社エクサウィザーズ)設立。2017年10月の合併を機に代表取締役会長に就任。2018年11月より現職(取締役会長)。
株式会社セプテーニ・ホールディングス/佐藤光紀様
特設LP
■佐藤様とインキュベイトファンドの関係
インキュベイトファンドのパートナー4名全員と長年の深い親交がある佐藤氏だが、初めて会ったのは2002年頃、サイボウズ青野氏に赤浦を紹介されたのがきっかけだったという。その後、コミュニティの近さも手伝い本間・和田・村田それぞれと知り合う。2010年、セプテーニ社としてVCファンドへのLP出資を検討する中で、初めてLP出資したのがインキュベイトファンドだ。その後、Incubate Campへのゲスト参加や協調投資等で関係性を築いていただいている佐藤氏だが、今後もインキュベイトファンドと共に「産業のエンジン」を目指して歩んでいきたい、と話している。
■佐藤様プロフィール
1975年 東京都生まれ。立教大学法学部を卒業後、1997年4月株式会社サブ・アンド・リミナル(現株式会社セプテーニ・ホールディングス)に新卒で入社。
1999年 新規事業責任者としてインターネット広告事業を立ち上げ、同社を国内トップクラスのインターネット広告会社に育てる。
2006年10月 持株会社体制移行に伴い、事業会社である株式会社セプテーニの代表取締役社長に就任。
2009年12月 セプテーニ・ホールディングス代表取締役(現任)社長に就任。
2017年 1 月 委任型執行役員制度の導入に伴い、グループ社長執行役員に就任(現任)。
2019年1月 株式会社電通との資本業務提携契約締結に伴い電通の執行役員に就任。
2020年1月 電通ジャパンネットワークの発足に伴い、電通ジャパンネットワーク・ボードのボードメンバーに就任(現任)。
B Dash Ventures株式会社/渡辺 洋行様
特設LP
■渡辺様とインキュベイトファンドの関係
2010年当時、三菱UFJキャピタル株式会社で投資業務を担当していた渡辺氏は、インキュベイトファンドへのLP出資に向けて約半年もの期間、奔走した。大手金融機関から独立系VCに出資をするのは前代未聞だった時代の話である。その後、2011年に渡辺氏自身もファンドを設立し、互いのイベント「Incubate Camp」「B Dash Camp」に互いが参加するなど、エコシステム構築に向けて共に邁進してきた。現在はベンチャーキャピタル業界の協会団体を共に運営する渡辺氏は、インキュベイトファンドのことを「新しいようでいて、古くからのスタイルに忠実なVC」と表現する。
■渡辺様プロフィール
株式会社三和総合研究所(現:三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社)入社後、IT・インターネット分野の調査研究業務及び国内外のコンサルティング業務に従事。 三菱UFJキャピタル株式会社投資部次長、ngi group株式会社(現:ユナイテッド株式会社)投資事業本部長を経て、2011年にB Dash Ventures株式会社を設立。同年、インターネット分野のスタートアップを主な投資先とするB Dash Fundを運用開始。現在合計3本のファンドを運用。
ユナイテッド株式会社/金子 陽三様
特設LP
■金子様とインキュベイトファンドの関係
金子氏は、リーマンショックの煽りを受けていたモーションビート株式会社(現ユナイテッド株式会社)を立て直すために2009年に代表執行役社長に就任した。 様々な改革を進める中、助けを求めたうちの1人が赤浦であったという。その後、インキュベイトファンドが立ち上がる際に第一号の適格機関投資家としてLP出資を決めた。金子氏は、インキュベイトファンドを「起業家を信じる力の強さが極めて高い人たちの集まり」と表現する。
■金子様プロフィール
慶應義塾大学総合政策学部卒業後、リーマン・ブラザーズ証券会社投資銀行本部にて金融機関の資金調達や事業法人のM&Aに従事。その後、米国シリコンバレーのVCドレーパー・フィッシャー・ジャーベットソンを経て、2002年、インキュベーション・オフィスを運営する株式会社アップステアーズを設立し代表取締役に就任。
2004年に同社をネットエイジキャピタルパートナーズ株式会社(現ユナイテッド株式会社)へ売却。2007年、モーションビート株式会社(現ユナイテッド株式会社)取締役兼執行役COO兼投資事業本部長を経て、2009年2月代表執行役社長に就任。2012年12月スパイアと合併、ユナイテッド株式会社代表取締役社長COOを経て、2020年6月より取締役 兼 執行役員に就任(現任)。
株式会社ポケラボ/前田悠太様
特設LP
■前田様とインキュベイトファンドの関係
2010年、インキュベイトファンド設立と同時に創業出資を受けたのが第一号投資先のポケラボだ。現在ポケラボの代表を務める前田氏は、新卒でJAFCOに入社し、2007年にJAFCOのOBである本間と出会う。ある日、本間から「ちょっと手伝ってみない?」と紹介を受けポケラボの手伝いを始めた。本格的に参画した後、紆余曲折あり前田氏自身が代表に就任、起死回生をかけた挑戦が功を奏し事業成長に至る。2012年にGREEグループ入りした後も前田氏はポケラボの代表を務めており、現在GREE社としてインキュベイトファンドにLP出資も行う。
■前田様プロフィール
2006年、武蔵工業大学大学院工学研究科(現:東京都市大学大学院工学研究科)を卒業後、株式会社ジャフコにて主にIT・モバイルセクターのベンチャー投資・育成に従事。2009年7月、株式会社ポケラボに入社し、取締役CFOとして経営管理部門を担当し、組織づくりからアライアンス、事業推進まで幅広く従事。2011年12月、株式会社ポケラボ 代表取締役社長に就任。2013年9月より、グリー株式会社 取締役を兼務。弁理士。
セガサミーホールディングス株式会社/里見 治紀様
特設LP
■里見様とインキュベイトファンドの関係
2010年に、当時セガ代表取締役社長を務めていた臼井興胤氏(現コメダホールディングス代表取締役社長)とインキュベイトファンドのアドバイザーを務めていた武市智行氏(現SHIFT PLUS取締役会長)の紹介で里見氏と村田は出会う。その後、ソーシャルゲーム業界の興隆の中、2012年のセガ社からポケラボ社への出資を皮切りに、両社はJVを立ち上げ共にゲーム開発に取り組んだ。 「オープンイノベーション」の走りにもなったこの成功事例をきっかけに、セガ社内のベンチャー投資ファンドの額も右肩上がりになるなど、セガサミー・インキュベイトファンド・スタートアップ3社のコラボレーションに共に取り組んでいただいている。
■里見様プロフィール
2001年明治学院大学国際学部卒業、国際証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)入社。
2012年カリフォルニア大学バークレー校経営大学院(MBA)卒業後帰国し、サミーネットワークス、セガネットワークス(現セガ)、セガゲームス(現セガ)の社長を歴任。
2014年よりサンリオ 社外取締役を二期務める。
現在はセガサミーホールディングス 代表取締役社長グループCOO、セガグループ 代表取締役社長CEO、サミー 代表取締役社長CEOを兼任。
GMO VenturePartners株式会社/村松 竜様
特設LP
■村松様とインキュベイトファンドの関係
村松氏とインキュベイトファンドのパートナーとの出会いは四者四様だ。赤浦とは、村松氏が1994年にJAFCOに新卒入社した際、部署の飲み会で出会う。その数年後、JAFCOのリクルーターとなった村松氏が口説いた学生のうちの1人が本間だった。村松氏と本間は海外投資に関する会議で顔を合わせるようになる。当時大和企業投資にいた村田とは、何度か協調投資を行った。和田とも協調投資がきっかけで知り合っている。4名の投資スタイルや姿勢を熟知していた村松氏は、インキュベイトファンドが分野の第一人者であったこと、そして起業家との向き合い方に関する哲学が合うという観点からLP出資を決めたという。
■村松様プロフィール
早大政経卒、現JAFCO入社、GMOインターネットを担当。米国シリコンバレーの現地法人に駐在。GMOインターネット上場後、1999年カード決済処理サービスのペイメント・ワンを設立、代表取締役就任。カードコマースサービスと経営統合し、GMOペイメントゲートウェイに社名変更し2005年にマザーズ上場、その後東証一部上場。取締役副社長を現任。2005年GMO VenturePartnersを設立、ジェネラルパートナーに就任。2012年よりシンガポール駐在。通算100社以上投資・設立関与、21社が上場、12社が時価総額1,000億円以上となる(GMOインターネット、GMO-PG、Qihoo360、ネクスト、メルカリ、ベクトル、マネーフォワード、ユーザベース、ラクスル、Sansan、GMOフィナンシャルゲート、印RazorPay ※一部はピーク時の数字)